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キューネ・アンド・ナーゲル 独飲料ボトルメーカーの業務拡大

Daily Cargo  2024年11月29日掲載


キューネ・アンド・ナーゲルは11月27日、ドイツの飲料ボトルメーカー、エアー・アップ(Air up)からの業務委託の拡大を発表した。キューネのベネルクス法人が、2025年からエアー・アップのサプライチェーン全体をカバーするパートナーシップ契約を締結した。

エアー・アップは飲み口に付与した香りにより、味覚を変える飲料ボトルを製造・販売している。キューネはオランダのウェフヘルに置く自社施設にて、22年からエアー・アップのオランダとベルギー向けのeコマース(EC)物流業務を開始。今年10月に業務療育を拡大し、EU全加盟国とスイス、ノルウエー向けの業務も担当。航空輸送サービスも提供して、各地に製品を輸送する。さらにプラスチック製に変えて紙製の資材を利用した梱包業務も行っている。

25年からは同施設にて生産領域の業務も実施する。サプライチェーンの集約により、CO2排出量削減の効果も期待しているという。キューネ・ベネルクス法人のホルヘ・カネラ・コントラクトロジスティクス担当ナショナルマネージャーは「物流でのCO2排出量を削減し、環境影響を最小限に抑えるソリューションの開発は当社の活動の中心だ。ウェフヘルの拠点で航空輸送も手掛けることで、より迅速な対応が可能になり、在庫を最小限に抑えられる。それにより廃棄物の削減にもつながる」などとコメントしている。


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