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ドバイにEC物流拠点開発 キューネ・アンド・ナーゲル

Daily Cargo  2024年6月14日掲載


キューネ・アンド・ナーゲルは10日、ドバイ・アルマクトゥーム国際空港周辺エリアのドバイサウスにあるeコマース(EC)専用区域にフルフィルメントおよび配送の拠点を開発すると発表した。このほど起工式を行った。

倉庫規模は2万3000平方メートル以上で、約4万5000パレット相当の保管能力を持つ施設として開発する。国際的な環境性能評価制度「LEED」でシルバー認証の要件をクリアする、環境対応にも優れた施設とする。稼働は2025年4~6月頃を予定する。

キューネは新拠点を中東エリアのEC物流ハブとして活用する。新拠点の立地はアルマクトゥーム空港に近接するほか、保税物流回廊を通じてジュベルアリ港とも接続できる。保税物流回廊では通関手続きも簡略化できるため、海と空のネットワークを生かせる。

同社のリー・アイオンズGCC地区マネージングダイレクターは「新しいECフルフィルメントセンターの開発により、当社はUAEとドバイへのコミットメントを示し続け、世界的に最も急速に成長している産業の1つをサポートする」とコメントしている。


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