阪急阪神エクス・マレーシア法人、クアラルンプール倉庫を増床
Daily Cargo 2024年4月30日掲載
阪急阪神エクスプレスは25日、マレーシア現地法人のHANKYU HANSHIN EXPRESS(MALAYSIA)がクアラルンプール近郊の既存倉庫「シャー・アラム倉庫」を増床したと発表した。倉庫面積は3倍強の6038平方メートルに拡大した。
シャー・アラム倉庫はポートクラン港から30キロ、クアラルンプール国際空港から45キロの距離にある。2018年10月に、特定顧客の貨物の取り扱いで営業開始。その後新たな顧客の貨物の取り扱いで増床していたが、今回、メディカル関連を中心にさらなる倉庫需要が見込まれることから、隣接区画のスペースを借り増しして再度増床したもの。
同倉庫には定温ルームを備える。マレーシア法人では医療機器物流の品質基準であるGDPMDの認証を取得しており、メディカル関連の顧客ニーズに幅広く対応している。
空港や港からのアクセスも良く、多数の製造企業が進出している国内有数の工業団地に立地していることから、保税倉庫需要も見込んでおり、年内の保税倉庫ライセンスの取得も目指しているという。
シャー・アラム倉庫の住所は次の通り。住所=Lot21, Lion Industrial Park, Persiaran Tengku Ampuan, Section 26, 40300 Shah Alam, Selangor Darul Ehsan, Malaysia
国際物流のニュースを毎日お届け!
⇒ http://www.daily-cargo.com/