セイノーHD、海外研修再開、勤続1年で挑戦可
Daily Cargo 2023年11月1日掲載
セイノーホールディングス(HD)は10月30日、新型コロナウイルス禍で中断していた海外研修制度「グローバルトレーニー」を再開すると発表した。セイノーグループで勤続1年以上の社員であれば、職種は問わずに応募可能。今年度は2017年入社の本社経理部の社員や、21年入社の支店勤務の社員を選定。今月から順次、タイとインドネシアの現地法人に赴任する。同グループは、今後も成長を続けるためには、海外ビジネスの発展が必要不可欠と考え、14年に同制度を導入。将来に渡り、同グループの国際事業をけん引できる人財育成を目的としており、これまで10人が参加し、帰国後は国際部門やロジスティクス部門で活躍している。
今回は、赴任地での営業支援、現場業務改善および作業マニュアル作りなどの実務経験を通じて成長を図る。例えば、インドネシアの現地法人は、約5500台のトラックを運行しており、日頃から輸送品質の向上に努めている。赴任者は、日本で提供するサービス品質や輸送技術などを現地のスタッフに伝えることに加え、現地の法律や商習慣を学び、自らの成長につなげる。活動期間は1年の予定。
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