住商グローバル・ロジスティクス、タイ・アユタヤに新倉庫

Daily Cargo  2023年10月25日掲載

住友商事は24日、グループの住商グローバル・ロジスティクスのタイ現地法人、住商グローバル・ロジスティクス（タイ）が同国アユタヤ県ワンノイ地区に新倉庫を建設すると発表した。敷地面積約3万8900平方メートル、平屋建て・延べ床面積8500平方メートル。来年5月の稼働を目指す。消費財をメーンターゲットとして、適正製造規範（GMP）やハラル認証を取得予定。

床荷重は6トンで、高天井の構造にして高層ラックを設置、保管能力を1万パレット超とするほか、太陽光発電パネルを導入して環境に配慮する。「ワンノイ地区は消費財メーカーや大手小売り・流通企業などが多く進出しており、この需要に応える。工業団地が集積するアユタヤから、レムチャバン港を結ぶ国道1号線の物流動線上に位置し、輸送コストや温室効果ガス排出の抑制が期待できる立地」（同社）。将来的には2期倉庫の建設も視野に入れている。

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