ゲブルダーバイス、独FWDのB+Aを買収

Daily Cargo  2023年7月5日掲載

オーストリア物流企業のゲブルダーバイスはこのほど、ドイツ・ニュルンベルクに本拠を置くフォワーダーFWD）の「B+A Luft- und Seefrachtspedition」（以下、B+A）の買収を発表した。6月27日付で買収した。ドイツでの海上・航空輸送ネットワークの拡充につなげるとしている。

B+Aは1982年の設立。海上・航空輸送などのフォワーディングサービスを手掛けている。中国や台湾からハンブルク向けの海上混載輸送（LCL）などアジアとドイツ間の海上コンテナ輸送やプロジェクト貨物の輸送に強みがある。

ゲブルダーバイスによる買収後もB+Aは同じ社名で事業を継続する。約20人の従業員もそのまま雇用されるという。

ゲブルダーバイスのロバート・シュタルシュミット航空・海上部門ドイツカントリーマネージャーは「これまで陸送とロジスティクスが主力だったニュルンベルクの事業に、B+Aの長年の専門知識が加わる。これにより現地の顧客により包括的なサービスが提供できるようになる」とコメントしている。

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