EBIT49%増で過去最高　DBシェンカー＜22年12月期通期＞

Daily Cargo  2023年4月4日掲載

ドイツ鉄道の2022年12月期通期決算によると、DBシェンカーの業績は売上高が前期比20.3%増の276億ユーロ（3兆9743億円、1ユーロ＝約144円）、調整後EBITDAが37.6%増の25億1200万ユーロ（約3616億円）、調整後EBITが49.2%増の18億4100万ユーロ（約2650億円）だった。下期に入り利益率は落ち込んだものの、調整後EBITは過去最高を記録した。

セグメント別の業績は、航空・海上輸送事業が売上高27.5%増の165億ユーロ、調整後EBIT46.2%増の15億300万ユーロ。輸出取扱量は航空が7.8%減の132万6000トン、海上が4.7%減の190万9000TEUだった。

陸送事業は売上高13.0%の78億3200万ユーロ、調整後EBIT59.6%増の1億5800万ユーロ。コントラクトロジスティクス事業は売上高7.8%増の31億9300万ユーロ、調整後EBIT55.1%増の1億6600万ユーロ。

ドイツ鉄道全体の業績は、売上高が19.6%増の562億ユーロ、調整後EBITDAが約2.3倍の52億1000万ユーロ、調整後EBITが12億5300万ユーロの黒字（前期は15億5200万ユーロの赤字）、純損益が2億2700万ユーロの赤字（同9億1100万ユーロの赤字）。鉄道事業も調整後EBITDA段階では大幅に改善した。

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