ヨハネスブルク空港内に拠点 キューネ・アンド・ナーゲル
Daily Cargo 2022年12月8日掲載
キューネ・アンド・ナーゲルは6日、南アフリカ・ヨハネスブルクのタンボ国際空港内に拠点を開設すると発表した。ランプサイドに面した施設を長期契約で賃借するもの。温度管理設備を整え、アフリカ地域での医薬品物流ハブとして機能させるほか、航空機チャーターによるプロジェクト輸送への対応などを強化する。
施設は24時間営業とし、倉庫保管と輸送、通関、サプライチェーン管理を組み合わせたサービスを提供する。南アフリカはアフリカのサブサハラ地域に向けに輸入される医薬品、ヘルスケア品目の玄関口となっており、キューネの新拠点も医薬品の取り扱いに適した施設として開発したとしている。
キューネのゲレオン・ニーマイヤー南アフリカマネージングダイレクターは「医薬品は非常に繊細でタイムクリティカルな品目だ。ランプサイドに置かれる1分1分に、温度変化、物理的なダメージ、損失のリスクにさらされる。新施設により、製品の安定性を確保することができ、全ての課題に対処できる」とコメントしている。
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