米内自動運転のルート拡大 フェデックス/オーロラ
Daily Cargo 2022年5月26日掲載
フェデックス・コーポレーションと米自動運転システム開発会社オーロラ・イノベーション(本社=ペンシルベニア州ピッツバーグ)はこのほど、トラックでの自動運転の運行ルートを増やしたと発表した。
両社は自動運転のパイロットプログラムを昨年9月、テキサス州で開始し、オーロラのサウス・ダラス・ターミナルとヒューストン・ターミナル間を毎日、運行してきた。総走行距離は9万マイル(約9万6500キロ)で無事故。配送は100%定刻通りで行われている。今年3月から運行ルートにフォートワース・ターミナルとエルパソ間を追加。毎週、600マイル(約965キロ)を運行しており、今後、増やしていく。安全面を考慮してドライバーが乗車している。
フェデックスのオペレーション・サイエンス・アンド・アドバンスト・テクノロジー担当副社長のレベッカ・イェン氏は、「オーロラは志を同じくする協力者だ。われわれが自動運転トラック輸送のソリューションを学び、成長するのを助けてくれた。高まる顧客の需要に対応するため、自動運転技術をオペレーションに統合するテストを行っていく。ソリューション・ネットワークの構築向け、引き続き協力していく」などと述べた。
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