欧州域内航空で新路線 フェデックス
Daily Cargo 2021年11月17日掲載
フェデックスエクスプレス(フェデックス)は12日、欧州域内の航空輸送能力を引き上げたと発表した。欧州のハブを置くパリのシャル・ル・ドゴール空港(CDG)を基点にウクライナ・キエフ、英国・マンチェスター、スウェーデン・ストックホルムをそれぞれ結ぶ3路線を開設。週ベースのキャパシティはキエフ線で68トン、マンチェスター線で23.5トン、ストックホルム線で60トン、それぞれ増やした。
また、4路線の運航機材を大型化し、週ベースのキャパシティを増やした。具体的にはCDG-アイルランド・シャノン線をATR72-202型機からATR72-600型機とし、3.5トン増やした。CDG-チェコ・プラハ-ルーマニア・ティミショアラ線は、CDG-プラハをATR72型機からB737型機とし、そのままティミショアラにつなぎ、3.5トン増やした。
CDG-イタリア・ベネチアはATR42型機からATR72型機とし、5.5トン増。CDG-ポーランド・カトヴィツェ-同・ワルシャワはATR型機からB737型機とし、12.5トン増やした。
欧州関連ではまた、大西洋路線についてピークシーズン中に最も忙しい週のキャパシティを最大で20%引き上げる計画を示した。
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