カーゴワイズ採用でシステム統合 阪急阪神エクスプレス

Daily Cargo  2021年3月24日掲載

阪急阪神エクスプレスは23日、豪ソフトウエア大手のワイズテックグローバルが提供する物流実行プラットフォーム（PF）のCargoWise（カーゴワイズ）を導入し、自社の物流ネットワーク全体に展開すると発表した。世界25カ国で展開してグローバルでシステムを統合、2000人以上のスタッフが使用するという。導入は2024年までに完了する予定だ。

阪急阪神はカーゴワイズを全輸送モード、通関、顧客管理など貨物輸送業務全体で使用する。また、地理的な要件に合わせて適切なモジュールを使用するとしている。

同社の谷村和宏代表取締役社長は「グローバルネットワーク全体にCargoWiseを導入することで、1つの統合されたシステムへの移行が実現する。カーゴワイズで社員の能力が強化され、生産性が向上し、また顧客に対しより一層付加価値の高いサービスの提供が可能になる」とコメントしている。

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