日通、東日本医薬品センターで保税許可
Daily Cargo 2021年1月20日掲載
日本通運は18日、東京税関から「東日本医薬品センター事業所」(埼玉県久喜市江面265番地1号、362番地2号)で保税蔵置場の設置許可を取得した。保税蔵置場面積は456平方メートル。輸出冷凍冷蔵貨物と輸出一般貨物が対象。許可期間は来月1日から2027年1月31日まで。
同センターは、今月にも竣工する予定だ。圏央道のほぼ中心の立地優位性を生かし、東日本エリア各地への供給機能に加え、成田国際空港を利用した原料、原薬の輸入、製品輸出など、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えたグローバルレベルでの戦略拠点と位置付ける。
同社は昨年1月、日本版GDP(医薬品の適正流通基準)導入に伴い、新たな医薬品サプライネットワークを構築するため、国内4都市に専用倉庫を新設すると発表。国内4拠点(東日本、西日本、富山、九州)で医薬品専用センターの建設を進めてきた。このうち、昨年10月に「九州医薬品センター」(福岡県北九州市)、12月に「西日本医薬品センター」(大阪府寝屋川市)を竣工した。
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