日本郵便 中国向けEMS、今年3月以来再開
Daily Cargo 2020年8月4日掲載
日本郵便は先月17日から、中国向け国際郵便物のうち、航空扱い、船便および国際スピード郵便(EMS)の引き受けを再開した。SAL便は停止を継続する。
中国向けは今年3月13日、引き受けを停止した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、中国向けマスクの需要が増加し、国際郵便が通常の3倍以上に急増。同社は2月から3月上旬にかけ、中国向けで航空チャーター便を行ったが、入国制限などで航空旅客便の大幅減便・運休が加速したことを受け、引受停止とした。
EMSの仕向地では中国と米国が過半を占める。米国向けは4月24日から引受停止が続いている。先月17日時点でのEMSと航空扱いの引き受け停止国・地域は138カ国・地域。
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