徒然日記

「東京オリンピック」あれこれ

2021年8月18日

『徒然日記』 

 

「コロナ」「猛暑」「台風10号」などの心配事がありましたが「東京オリンピック」は無事終了しました。

日本は、全競技を終えて,金27,銀14、胴17の合計58個のメダルを獲得。メダル獲得数では世界第5位。金メダルは第3位という素晴らしい成績でした。競泳、バドミントン、アーティスティック・スイミングがちょっと残念でしたが、リオ・オリンピックのメダル総数41個を大幅に上回りました。

折角入場券をゲットしていながら、「無観客制」のために無念のTV観戦となってしまった知人がおりましたが、皆さんはこのオリンピックに対して,どのような感想をお持ちになりましたか。そして、どのような評価をされましたか。

「開催賛成」「開催反対」と世論が別れましたが、「中立を旨とする」私は、この件についてはここまでとして、「我が感想」に入らせていただきます。

実は私、「東京オリンピック」が始まる前に,某新聞社で「五輪注目の競技」という投稿募集が有り「東京五輪で3大会振りに復活した野球に注目しています」で応募したところ、奇跡的に採用されましたので、「嘘をついてはいけない」の思いで、「ドミニカ共和国」との初戦をハラハラドキドキで見ていたのを皮切りに、TVに釘付けになっていました。

そして逆転劇が続いていましたが、最後戦は米国を<2-0>で完封。表彰式を最後まで見て「万歳!」で締めました。稲葉監督、24人の選手の皆さんの「13年のつらい思いからの解放」おめでとうございました。

ところで,皆さんも同じだと思いますが、いきなり「スケートボード・男子ストリート」という種目で「堀米優斗選手」(以下「選手」略)が「金メダル」。これには驚きました。新種目と言うことですので「初代王者」の栄冠を掴むという事ですが、老人者は「ストリートってなんだ?」と思っていましたところ「手すりや階段など街なかのようなコースで技を競う」と言うことのようで、「スポーツクライミング」同様、新しい競技種目が次々と採り入れられることに驚きました。

その一方で,次の「パリ五輪」では、「野球」「ソフトボール」「空手」が種目から除外されるようですが、日本人としては「きわめて不満」です。

話しを「スケートボード」に戻しますと、「ストリート女子」の部でなんと13歳の「西矢糀(もみじ)」が、日本で最年少の金メダリストになりました。そして「銅メダル」の「中山楓奈(ふうな)」は16歳でした。

年齢もさることながら,スケートボードのメダル獲得選手には難しい名前が多く、おなじく「女子パーク」で「金メダル」獲得の四十住(よそずみ)さくら」(19歳)。日本代表では夏季五輪史上最年少「12歳で『銀メダル』獲得」の開心那(ひらき・ここな)。4位の15歳岡本碧優(みすぐ)と、年齢もさることながら「難しい名前」が続きました。

その難しい姓名の先陣を勤めたのが、今大会で日本勢最初のメダリスト(7月24日)。惜敗での「銀メダル」に号泣した、柔道女子48kg級「渡名喜風南(となきふうな)」。

さらに、200mバタフライで銀メダルの「本多灯(あかり)」は「回りを明るくする存在に」の思いを込めて名付けられたそうです。

そして、競泳女子の400メートル個人メドレーの 谷川亜華葉(あげは)」。柔道100キロ超級で『金メダル』の「ウルフ・アロフ」は珍しいというか「そのまんま」です。あの「松本薫」が通称「ウルフ」ですが、本名の前では,かげが薄くなります。

父親が自転車好きで「リム」をイメージして付けられた「中村輪夢(リム)」は残念ながらメダルにあと一歩でした。

かなり興味津々で話題がそちらに行ってしまいましたが、本来の「五輪成績」に話題を戻します。

その第1は勿論「侍ジャパン」です。「東京五輪」で3大会ぶりに復活したことで最も注目していましたが、ご存じのようにみごと「金メダル」」でした。それぞれの選手の活躍は言うに及ばずですが、指揮を執った稲葉監督に敬意を表します。

そして最大の話題だったのは「メドレーリレー2種目で金メダル」、「五輪史上初の1大会2つの金メダル」で、一躍ヒーローとなった「大橋悠依(ゆい)」では無いでしょうか。

思ってもいなかった1回目の金メダルでは涙。しかし2回目は笑顔で応えていました。

さらなる話題は、兄妹同時受賞の「阿部一二三、詩」、姉妹同時受賞の「川井梨紗子、友香子」です。

そして執拗に活躍選手を思いつくままに。「空手男子形:喜友名諒」「レスリング:須崎優衣」「ゴルフ:井波萌寧」「空手女子形:清水希容」体操:橋本大輝」「ボクシング:入江聖奈」「体操床:村上菜愛」「フェンシング男子エペ」「ソフトボール女子」「柔道:永瀬貴規」「卓球混合ダブルス:伊藤美誠、水谷隼」「柔道:大野将平」「柔道:高藤直寿」・・・などなど、多くの選手が頭に浮びましたが、みなさんは名前を読めましたか?

そして、名前書ききれなかった皆さん含めて、「心に残るオリンピック」をありがとうございました。

この原稿を書きながら、「オリンピック閉会式」の模様を見ています。「スーパー・マリオ」は現れませんでしたが、宝塚歌劇団の「国歌斉唱」にはしびれました「おおTAKARAZUKA」。「上を向いて歩こう」はあの「御巣鷹山事故から12日で36年」。あらためて「坂本九さん」に思いを馳せました。

さあ、24日から「パラリンピック」が始まります。コロナを吹き飛ばしての新たな感動を期待しましょう。

著者プロフィール

小泉武衡

職歴
 元 寺田倉庫株式会社 取締役


1964年より「物流業」に携わり、変化する“各時代の物流”を体得するとともに、新たな取り組みとして「トランクルーム」や「トータル・リファー・システム(品質優先ワイン取扱い)」事業に力を入れてきました。さらに、営業・企画・渉外・広報棟ほか、倉庫スペースを利用した「イベント事業責任者」などを歴任し、旧施設の新たな活用、地域開発、水辺周辺の活性化に尽力してまいりました。

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