昨年の「明るい話」「暗い話」など
2019年1月9日
『徒然日記』
年が改まりましたが、今年も“ご寛容なお気持ち”でのご対応をお願い申しあげます。
日本では、門松を飾り、鏡餅を備えて、「年神様」をお迎えする期間を、「松の内」と呼んでいます。松の内の始まりは元日(混同されて使われていますが、”元旦”は、元日の朝のことです)ですが、松の内の終わりは、私が住んでいる関東では<7日>(徳川幕府が当時「そうするように」という通達を出したとか?)ですが、関西では<15日>(その通達が伝わらなかったとか?)と、どこかにありましたが、チコちゃんに叱られそうなので、「諸説があります」と書いておきます。
ということで、「新年第一号」ですが、本日は9日。関東人の私としては、すでに[松の内]は明けています。
実は私は、「傘寿」到来を“区切り“と思って、年賀状を差し上げるのを止めにしました。これって、いわゆる「断捨離」のひとつでしょうか。
そのことのご連絡というか、お許し頂くというかで、これまで、年賀状を差し上げていた皆様に、昨年暮れにこのような「謹んでのご挨拶」状を差し上げました。(以下、手抜き)
【猛暑、集中豪雨、台風、地震などの自然災害が多発した今年も、残り少なくなりました。
そして、例年のように、今年も11月1日から「年賀状」が発売されましたが、私は、昨年に続いて今年も<喪中>です。
知人に「当たり前でしょ!」とたしなめられましたが、今年「“生まれて初めて”の<80歳:傘寿>」となりました。「要終活:世代」突入です。
そして「平成」は、来年4月30日までとなり、5月1日からは、新しい元号にかわります。
それやこれやを考えたとき、皆様にお送りしている「年賀状」を卒業しようと決心しました。
勿論、お世話になっております皆様との、御縁・ご交流は、是非これからも続けさせていただきたく思いますが、「年賀のご挨拶」は、これまでとさせていただく“ご無礼”をお許しください。(以下)】という内容です。差し上げた方がおいででしたら、“重複”のご無礼をご容赦ください。
と言うことですが、何人かの方々から「私は勝手に出すから、気にしないで」と言う有り難いご挨拶をいただきました。涙・涙です。そこで改めて、「年賀状の存在意義」を熟考しています。
そのことを考えつつ、表題に移ります。
まずは、「明るい話」の方ですが、昨年はいろいろとありました。明るい気持になるために、羅列してみます。
①羽生結弦。国民栄誉賞 (個人史上最年少受賞)
②藤井聡太。七段昇段の最年少記録を更新(15歳9か月)
③大坂なおみ。20歳でのグランドスラム(全米オープン)制覇。「なおみ節」が流行語大賞候補に。
④大谷翔平。「二刀流」は、アメリカでも話題沸騰。しかし、英語では<two-way>だって。チコちゃんじゃなくても「つまんねーの!」。でも、“新人王”に選ばれたんだから、許しましょう。で、チコちゃんの「ぼ-っと生きてんじゃねえよ!」は流行語大賞トップテン。
⑤「万引き家族」第71回カンヌ国際映画祭において、「最高賞」受賞。日本人21年ぶりの快挙。でも、内容は「あまりにも残酷なプロット」。
⑥京都大学の本庶佑先生生。ノーベル生理学・医学賞、受賞。
⑦池江璃花子6冠。昨年8月アジア競技大会ジャカルタにおいて、日本人初となるアジア競技大会6冠を達成し、大会MVPに輝く。「奈良判定」の入り込む余地なし!
⑧尾畠春夫。昨年8月15日に山口県周防大島町で行方不明の2才児を救出。「スーパーボランティア」は流行語大賞トップテン。
⑨吉田輝星投手。秋田県大会から一人で投げ抜き、甲子園でも準決勝までの5試合を完投。「シャキーン・ポーズ」が話題に(プロでも解禁?)。「金足農旋風」は、流行語大賞候補に。でも、高校野球は今年から「<100球>制限」とか?
まだまだ、あれもこれもありましたが、「暗~い話」に移ります。こちらは、思い出すたびに“モチベーション”が、落っこっちゃう。「今年は“そんな話”は、無くなってくれよ!」という、願望の思いを込めて、書き上げてみます。
①各界における「セクハラ」、「パワハラ」で、野球界顔負けの<セ・パ争い>。もしかしてあなたも【#Me too】被害者?
②「企業単独」(データ改ざんなど)、「業界ぐるみ」(談合など)の企業犯罪や不祥事。世界に負けじと「ニッポン」でも多発。
③官公庁の諸不祥事。仕上げは「障害者雇用水増し」
④あっちでもこっちでも、「医学部入試時の得点操作」
⑤「LGBTと生産性」。<DAIGO>作の略語じゃなかった!?彼なら、<GGDD>⇒「言語道断」!
⑥寺田寅彦もびっくりの、「忘れぬうちにやってきた」“水害”“地震”や、“いつまでも続いた“超高温”等々、自然災害のオンパレード。それ故、昨年の漢字は<災>が第一位。
そして、<5月1日>からは、「新元号」となります。
今より多少は若かった当時の私は、しっかりと覚えています。30年前の<1989年1月7日、14時36分>。「新しい元号は『へいせい』であります」。当時の、小渕恵三官房長官が記者会見室で、「平成」と墨で書かれた生乾きの2文字を掲げました。翌日、記者団から「平成元年を迎えての心境」を問われた竹下登総理は「平静です」と答えていましたが、さすが<DAIGO>のおじいちゃん。お孫さんなら、<HSD>なんて言っていたかもしれません。
その、新元号の公表は<4月1日>だそうですが、“エイプリル・フール”にならないですよね?
平成最後にして新元号元年。「明るい話題」の多い年になってほしいと熱望しています。
「そだね~」(流行語大賞)。