ロジスティードグループ、マレーシアに物流システム会社
Daily Cargo 2023年11月15日掲載
ロジスティードは13日、物流システム子会社のロジスティードソリューションズ(本社=東京都江東区)がマレーシアに現地法人を設立すると発表した。同社の海外拠点では、現地法人が中国と米国にあり、欧州には事業拠点がある。マレーシア現地法人はアジア太平洋地域(APAC)全域を商圏として、APACのハブ拠点として整備する。域内でのロジスティクスソリューションに対応可能な迅速性とともにグローバルでのIT(情報技術)リソースの確保につなげる。国ではマレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、シンガポールに注力する。
マレーシア現地法人はセランゴール州バンギに来月中旬に設立し、来年1月上旬から営業開始の予定。代表者は篠塚哲平取締役社長。資本金は明らかではない。取り組みとしては、倉庫管理システム(WMS)と輸送管理システム(TMS)の事業で、営業、現場、ITが一体の運営体制を提供する。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューション導入を支援し、物流事業の付加価値向上を図る。さらに、グローバルプロジェクトに対応したオフショア開発拠点の役割も担っていく。
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