レオパレス21、越倉庫運営会社を両備HDに売却
Daily Cargo 2023年8月15日掲載
レオパレス21は8日、ベトナム・ホーチミンで物流倉庫を運営する持ち株会社の全株式を両備ホールディングス(HD)に譲渡することを決議したと発表した。ノンコア・不採算事業の譲渡・撤退の方針に基づき、売却先を探していた。
先月28日開催の取締役会で決議し、同31日に株式譲渡契約を締結した。株式譲渡実行日は14日の予定。譲渡額は1000万ドル(13億9500万円)。レオパレス21は2023年4~9月期連結決算で3億7000万円の特別利益を計上する予定。
レオパレス21の連結子会社、レオパレス21シンガポールが保有するASPENN INVESTMENTS(本社=シンガポール)の全株式を、両備HD全額出資のCASCO ?INVESTMENTS(本社=ヴァージン諸島)に譲渡する。ASPENNは15年6月設立で、レオパレス21グループが17年11月に取得。レオパレス21シンガポールは株式95%を保有する。
ASPENN INVESTMENTSの22年12月期の決算は営業赤字が前期と同じ300万円、純損益は前期の3400万円の黒字から300万円の赤字だった。売上高は20年12月期~22年12月期の3期にわたり百万円単位での公表はない。
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