郵船ロジ、ベトナム農業大で講義

Daily Cargo  2023年8月4日掲載

郵船ロジスティクスは2日、ベトナム国立農業大で開催されたフードバリューチェーンセミナーで、「ロジスティクスとサプライチェーン」をテーマに講義したと発表した。日・ASEAN食産業人材育成官民共同プロジェクト（PJ）の一環で、同社は2018年から同PJの寄付講座に講師を派遣している。対面でのセミナーは3年ぶりだった。

ストラテジックビジネスデベロップメントグループフード&リテールチームの鶴巻剛志氏とSCSアドバイザーの魚住和宏氏が講師を務めた。オンラインでの受講と合わせて200人以上の学生と教職員が参加。国際輸送の現状、鮮度保持輸送技術、食品・農水産物のサプライチェーンに関して講義し、同社マレーシア現地法人、TASCO傘下の低温物流会社、TASCO YUSEN GOLD COLD（TYGC）が第1号事業者として取得した、世界初のコールドチェーン物流サービス規格「JSA-S1004：2020」についても説明した。

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