25年に物流拠点を低炭素電力に　シーバロジスティクス

Daily Cargo  2023年3月2日掲載

シーバロジスティクスは2月28日、2025年までにコントラクトロジスティクスとフォワーディングの施設で使用する電力を、CO2排出量の少ない低炭素電力に移行すると発表した。施設に設置する太陽光発電パネルでまかなうか、再生可能エネルギー由来か原子力発電による電力を使用する。太陽光パネルでの発電量は25年末までに現在の3倍に増やす。太陽光発電の拡大に向け、不動産パートナーと共同で約1億8000万ドルを投じる。

また、23年末までに倉庫施設での電気照明を全てLEDに切り替えるという。既に22年末までにグローバル全体の80%の施設でLED照明への切り替えが完了した。電力消費の削減に向けた冷暖房の省エネプロジェクトも実施する。
さらにフォークリフト等のマテリアルハンドリング機器をディーゼルやLPG燃料で駆動するものから、充電式のリチウムイオン電池で駆動するものへの切り替えも進める。23年末までにはグローバル全体でのマテハン機器の約40%がリチウムイオン電池またはゲル電池で駆動するものになるとしている。

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