丸運、JX金属が筆頭株主に

Daily Cargo  2023年1月12日掲載

丸運は10日、筆頭株主が現在のENEOSホールディングス（以下、ENEOS）からJX金属に変わると発表した。

ENEOSは同社100%出資会社のJX金属と株式譲渡契約を締結し、今月13日に丸運の全保有株式を譲渡する予定。現在、ENEOSは丸運の発行株式数の38.2%を保有しており、JX金属は保有していない。株式の売り出し価格は1株216円で総額約24億円。JX金属は丸運を重要なビジネスパートナーと位置付けており、銅地金、型銅といった基礎素材および半導体用スパッタリングターゲット、圧延銅箔・高機能銅合金条などの先端素材の輸送、事業所内の構内物流および構内作業などを丸運グループに委託してきた。筆頭株主となり、相乗効果を追求していく。

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