NACCSセンター、障害訓練を夜間・日中帯で実施
Daily Cargo 2022年12月15日掲載
輸出入・港湾関連情報処理センター(NACCSセンター)は、「安定運用の日」のシステム障害訓練を今年は夜間帯と日中帯の2回行った。7日には夜間帯のシステム障害を想定し、障害対策本部の初動体制構築について訓練した。13日には日中帯で全オンラインサービスが利用不可となる大規模システム障害を想定して訓練した。同社は2010年12月10日に全システムが停止するシステム障害が発生して以来、毎年12月10日を「安定運用の日」と定め、訓練を行っている。
訓練は前年同様、発生する障害の内容を事前に関係者と共有せず、実際に障害が発生した場合に近い形で実施した。日中帯の訓練では平松均代表取締役社長を対策本部長とした障害対策本部を設置。訓練での重点を、契約ベンターとウェブ会議システムで接続した会議の開催、対処の検討、関係各所の連絡体制、復旧までの対応手順の確認に置いて行った。
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