三協レイノス、欧発輸入LCLサービス開始
Daily Cargo 2022年9月8日掲載
藤木グループの三協と独物流大手レイノスの合弁会社である三協レイノスは欧州発輸入貨物の海上混載(LCL)サービスを開始する。レイノスが7日発表した。週1便のサービス頻度で提供する。初便は6日、東京港に到着した。
独ヒルデンに構えるレイノスの欧州LCL拠点で集荷し、蘭ロッテルダムから東京向けに輸送する。欧州全域の需要に応える。三協レイノスの木曽恵子代表取締役社長は「日本と欧州の主要市場を結ぶ、信頼性と予測性の高い輸送サービスへの需要が高まっている。毎週のLCLサービスを導入し、当社のグローバルな専門知識とネットワークを提供することで、現地でのビジネスを支援したい」とコメントしている。
レイノスでは8月にヒルデン発のLCLサービスをカーボンニュートラル(炭素中立)にすると発表。風力エネルギープロジェクトへの投資で得たクレジットを利用し、輸送で生じたCO2排出量を相殺する。コンサル会社のクライメートパートナーと連携し、顧客に証明書も発行する。
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