加同業ヴァーサコールドを買収 米リネージュロジ
Daily Cargo 2022年4月20日掲載
米国の低温物流大手リネージュロジスティクスはこのほど、カナダの同業、ヴァーサコールド・ロジスティクス・サービシーズ(以下、ヴァーサコールド)を買収すると発表した。既存株主で投資ファンドのトークエスト・パートナーズ、またその共同投資パートナーから株式を取得する。買収額などは非公表。
ヴァーサコールドは1941年の設立。トロント近郊のオンタリオ州ヴォーンに本社を置く。トロント、カルガリー、バンクーバー、エドモントン、モントリオールなどで、24の温度管理施設を運営し、合計保管能力は約323万立方メートル、36万1000パレット。国内9カ所に構えるターミナル拠点から同国全土への輸送も提供している。
リネージュロジのグレッグ・レームクール社長兼CEOは「今回の買収はカナダでの新たなマイルストーンとなり、事業拡大につながる。ヴァーサコールドは80年以上の歴史があり、カナダ全土で独自の、完全統合型の倉庫・輸配送ソリューションを提供し、高い評価を得ている」とコメントしている。
国際物流のニュースを毎日お届け!
⇒ http://www.daily-cargo.com/