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埼玉・上尾、新座で物流施設竣工 野村不動産

Daily Cargo  2022年2月28日掲載

 

野村不動産はこのほど、同社の高機能型物流施設「Landport」シリーズとして埼玉県上尾市で「Landport上尾1」、同県新座市で「Landport新座」を竣工したと発表した。Landport上尾1は3月稼働予定。本体棟には日本ロジテムの入居が決定しており、危険物棟は4月中旬以降の入居テナントを募集している。Landport新座は2月下旬稼働予定で、関通が「東京主管センター」として利用する。

Landport上尾1は地上4階建て・敷地面積約3万平方メートル、延べ床面積5万7000平方メートル。首都高速埼玉大宮線「与野」出入口から7.5キロ、圏央道「桶川北本」インターチェンジ(IC)から7.8キロと都心と広域配送の両方に対応する。国道16号・17号などの主要な幹線道路にも近接しており、目的地に応じた走行ルートの選択が可能だ。

1、3階にトラックが接車可能なスロープ型施設で、保管フロアとなる2、4階は梁下有効高6.5メートルを確保し、保管能力を向上させる。危険物品の保管が可能な危険物棟(危険物倉庫3棟、計1200平方メートル)を併設する。

Landport新座は、地上4階建て・敷地面積1万4000平方メートル、延べ床面積2万9000平方メートル。関越自動車道「所沢」ICから2.1キロ、国道254号線から0.6キロ、国道463号から1.6キロに位置する。関東全域配送だけでなく、首都高や一般道を利用したスムーズな都内配送が可能という。

冷蔵、冷凍、常温の3温度帯に対応可能な施設設計で、2~4階に作業用空間を実装する。L字バースを採用し、高頻度入出庫にも対応する。


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