NXHD、印デリー空港内に施設、日系FWD初
Daily Cargo 2022年2月24日掲載
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は2月22日、インド現地法人のNXインドがデリー国際空港の貨物地区内にロジスティクスセンターを開設したと発表した。1月20日付で開設した。同空港内に物流施設を構えるのは日系フォワーダー(FWD)として初という。施設の倉庫面積は509平方メートル。
従来、輸出航空貨物の取り扱いについては、顧客から集荷した貨物を直接航空会社上屋に搬入するか、デリー市内のNXインドの倉庫で一時保管等に対応していた。今回、貨物地区内空港貨物ターミナルから約200メートルに隣接する貨物地区に物流施設を開設することで、利用フライトに合わせた一時保管、タイムリーな航空会社への搬入、スムーズな輸出通関、仕分け・再梱包など顧客ニーズに応じた対応が可能になったとしている。
NXグループのインド事業は、輸出入など国際輸送を中心とするNXインドと、国内輸送と中心とするNXロジスティクスインドの2社で運営。インド国内32都市80拠点のネットワークを生かし、航空・海運輸出入、通関、国内輸送、倉庫保管、国内外引越等、総合的な物流サービスを提供している。
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