東ト協海コン部会・東京港CT待機時間調査<5月>1時間未満は大井7号
日刊CARGO 2018年9月28日掲載
東京都トラック協会(東ト協)海上コンテナ専門部会は27日、5月に実施した東京港の各コンテナターミナル(CT)での海上コンテナ車両待機時間調査の結果を公表した。青海ふ頭5CT、大井ふ頭4CT、品川ふ頭3CTの計12CTが対象。輸入で搬出入全ての平均待機時間が1時間未満となったのは、大井ふ頭「7号」の1CTだった。
12CTの結果と調査したコンテナ本数は表のとおり。輸入の実入りコンテナ搬出・空コンテナ搬入の平均待機時間は、青海ふ頭が「A―1」2時間5分・2時間57分、「A―2」2時間2分・1時間7分、「A―3」1時間58分・1時間52分、「A―4」1時間20分・1時間48分、「中央防波堤」59分・1時間23分。
大井ふ頭が「2号」1時間42分・2時間1分、「4号」51分・1時間41分、「5号」1時間45分・1時間33分、「7号」52分・56分。品川ふ頭が「東海運CT」45分・1時間59分、「住友倉庫CT」1時間1分・2時間6分、「第一港運CT」1時間4分・1時間23分。
最長は青海ふ頭で2時間57分、大井ふ頭で2時間1分、品川ふ頭で2時間6分だった。いずれも前回調査(17年12月)から、大幅に改善した。
同調査は12回目。今回は東京都と神奈川、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、山梨の1都7県の各トラック協会海上コンテナ部会に所属する事業者のうち、24店社を対象として、同港でコンテナ搬出入業務を行う頻度の高い車両を1店社当たり5台をめどに選定、各CTでの並び始めとゲートアウトの時刻をドライバーが調査票に記入する方式で実施した。実施期間は5月7~25日。
なお、調査結果は東ト協のウェブサイト(https://www.totokyo.or.jp/)で確認できる。
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